皆さま こんにちは。 国際交流団体未来メルマガ12号です。
今年も残り1ヶ月余りとなり、何かと忙しくなる時期となりました。今年3月にNPO法人を設立し活動
してきましたが、組織的にも会員数においてもまだまだこれからというところです。

しかしながら皆様のご支援のおかげで繋がりが少しずつではありますが広がりはじめている手応え
を感じております。今後ともどうか引き続きご支援をお願い申し上げます。
それではしばらくお付き合いのほどお願い申し上げます。

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【11月の活動】

11月16日~11月30日の間、豊中市市民情報活動サロンのショーウィンドウにNPO法人国際交流
団体未来の活動を掲載中。この掲載は、豊中市市民公益活動協議体らっぷのご協力により実現
致しました。豊中市市民情報サロンのFacebookにも紹介してもっています。クリックしてご覧下さい。
https://www.facebook.com/toyonakasalon

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【お知らせ】

●12月20日(金)国際交流クリスマスパーティーを開催 参加者募集!

阪神北地区、大阪北摂地区に在住する外国人と日本人の国際交流を目的に、クリスマスパーティー
を開催致します。日常生活において外国人を見る機会が増えても話すきっかけがないとか、何を
しているかわからないと思っている人も多いと思います。そこでこのクリスマスパーティーを通して
外国人とコミュニケーションを図り楽しみませんか。以下ちらしをご覧下さい。

●兵庫県豊岡市青年会議所国際関係委員会より国際交流事業に関する外国人参加要請が
  ありました。参加可能な日本語のできる外国人をご紹介ください!

一般社団法人豊岡青年会議所の活動の一環で、来年2014年3月16日(日)豊岡市内のHOTEL
KOSHOにて懇親会も含め13:00~16:00の3時間程度で国際交流事業を計画されておられます。
次代の担い手である豊岡市内の高校生を対象とし、青年会議所会員の皆さまと今後の国際交流
について考える事業です。本事業で諸外国の方々を招聘し、共通の課題で議論を行い、ひとつの
答えを導き出すことで、異なる文化や価値観についての理解を深め、尊重することの大切さを学び、
国際感覚を醸成することを目的として開催されます。日本語が話せる外国人の方の参加を我々NPO
に協力要請がございました。皆様のお知り合いの外国人、留学生で参加しようと思われる方が
いらっしゃいましたらご紹介ください。なお交通費、懇親会は主催者が負担します。また豊岡の観光
視察も予定があるそうです。

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【こぼれ話】

今回は長年自分のライフスタイル、ライフワークを実践されてきたお二人のシニアに投稿いただ
きました。それぞれ組織で現役としてご活躍されておられます。

♪2バケツ♪

 40数年前、ある新聞に日本人がエベレストが見える4000メートルを超える世界最高
の高所にホテルを建てた記事が載った。記事を読んで即座に“いつか必ずこのホテルに
行こう”と妻と約束した。 還暦を期に、そのホテル「ホテル・エベレスト・ビュー」に行くべく
ホテルのことを調べたところ山頂に建っているため水が貴重で、時に一泊に2バケツの水
で、飲み水以外の用を足さねばならないとの情報を得た。超節水である。

 そこで出発1カ月程前から登山準備のため豊中から箕面の滝までの往復歩行をほぼ毎日
続けたが、それに出発直前になり浴室での2バケツ訓練を加えることにした。洗面、水浴び、
洗濯など2バケツの水でやってみる。やれば出来る。すっかり山小屋生活状態となり遠く
ヒマラヤを夢見て妻と二人で若いころ山やスキーを楽しんだ思い出を語りながら未だ見ぬ
エベレストを思い描いていた。

 カトマンズからルクラまでは小型飛行機で行ったがそこからは歩きです。若い青年二人
をガイド兼荷物担ぎに雇い歩き出した。道は殆どが川沿いで雨季の終わりの時期だったの
でところどころ道が崩れ落ちていて大きく上下し、河原を石を伝って歩くこともあった。
途中2泊して、やっとナムチェバザールに着いた時は、ほっとしたと同時に“とうとう来たな”
と感慨ひとしおでした。

 翌日、あこがれの「H・E・V」に到着。ホテルからはエベレスト、アマダブラム、ローツェ
など秀峰が手に取るように見える。まだシーズンオフで宿泊客は我々だけ、夜は大きな
暖炉があかあかと燃え、外は氷点下。漆黒の世界が果てしなくひろがり、まるで神の懐
に抱かれているようだ。 訓練は見事に生かされた。情報通り2バケツだった。
以来、節水ライフスタイルをモットーとしている。

投稿者 NPO法人ネパール・ヨードを支える会 事務局長 水野育成さん

♪ボーイスカウト♪

私はボーイスカウト松江第1団に所属しカブスカウト(小学生クラス)隊の隊長をしています。
以下は平成19年の夏、ボーイスカウト発祥の地であるイギリスで開催された百周年記念大会で
ある第21回世界スカウトジャンボリーに参加した時の感想です。

 キャンプサイトに帰って来たスカウトから「イギリス隊のスカウトがもっていた『007』のデザイン
がされたワッペンを日本隊のワッペンと交換できた」、「アメリカ隊のスカウトのイーグル章(日本
ではスカウトの最高位の資格である富士章に値する)の付いた制服と日本隊の制服を交換できた」
との弾んだ声、それに対して「え?本当?」と居合わせたスカウトのうらやましそうな声。外国スカ
ウトとのワッペンや制服等の交換に夢中になるスカウト、そのために、英語の知識を振り絞って
外国スカウトと交渉するスカウト、また1人では英語が心もとないため他のスカウトとチームワーク
で交渉しているスカウト。また、外国隊との食事交歓会に参加した時には、隣の外国スカウトに話題
を探して一生懸命に話しかけるスカウト。そんなスカウトたちを沢山見ることができました。

 催し物で行った日本隊のよさこいソーラン踊りの一生懸命さに外国スカウトは熱く感動していました。
その際にスカウトが着ていた法被(はっぴ)を制服などと交換したいとの外国スカウトが沢山キャンプ
サイトに訪れてきて、その対応の大変さにうれしい悲鳴を上げていました。
 他に外国スカウトとの交流で印象深いエピソードは、第1日目に予定が大幅に遅れて夕方になって
から設営が始まったときのことです。夕方と言ってもイギリスは緯度が高いため、この時期は暗くな
るのが九時以降ですから、まだ明るい方ですが、なにより寒い。とりあえず、テントを建てようと作業
をしていたところへ、隣のイギリス隊から熱いお湯とインスタントコーヒー、砂糖の差し入れがあり、
その暖かさにおおいに感謝しました。

 開会式も百周年記念にふさわしい荘厳な雰囲気がありました。式後はもう夜のためキャンプサイト
に帰る際に最年少の隊員が班とはぐれてしまいましたが、班長や次長の機転で発見でき、無事連
れ帰ることができたことにほっとしたと同時に、スカウトの基礎事項であり、平素から心掛けている
パトロールシステム(班制度)が有効に作用したことに大いに感銘しました。
 後半にはイギリスのスカウトの家庭でのホームステイもあり、私達はグループで各家庭を訪問し
3日間を過ごしました。私は一人でステイすることになり、私の心もとない英語力にステイ先の家族
の方も大変であったと思いますが、心からのもてなしでイギリスの自然、歴史、文化に触れることが
でき、人生の中で大変貴重な体験をすることができました。

 2年後の平成27年には第23回がわが日本の山口市のきらら浜で開催予定です。ちなみに日本
でも全国大会である日本スカウトジャンボリーが四年毎に開催され、2万人を超えるスカウトや指導
者が参加します。本年は上記の世界ジャンボリーの開催に合わせるため、変則的に前会から3年
目になる第16回大会を上記の世界ジャンボリーと同じ会場で行いました。
ボーイスカウト活動は、未来の日本及び世界を担う子供達が、身を置く社会や組織との関わり方を
経験(シュミレーション)できる素晴らしい活動であると自負しています。

投稿者 ボーイスカウト島根連盟松江第1団 奥村俊介 さん

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配信元  NPO法人国際交流団体未来 URL:http://mi-rai.org
住所:〒665-0805 兵庫県宝塚市雲雀丘3-13-6
E-mail:info@mi-rai.org   管理者 上田 一彦
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